愛媛県西条市の山あいにある棚田では、およそ100万本の菜の花が見頃を迎えています。
西条市の「大明神川」上流にある天川地区では休耕田になった棚田がおよそ2・2ヘクタールにわたって広がっています。
住民などで組織する棚田の保存会ではこのうち70アールにおよそ100万本の菜の花を植えていて、今月に入り咲き始めた花は、現在、満開となっています。
棚田の保存会では、人口流出が進む故郷に活気を取り戻そうと10年ほど前から秋に向け棚田にコスモスを植えていましたが、今回は初めて春に咲く菜の花を植えたということです。
保存会では今後もコスモスを中心に様々な花の栽培に挑戦し棚田を活用していきたいと話していました。