道路交通法の改正で今年4月から努力義務となる自転車のヘルメット着用状況について、愛媛県警が調査したところ、去年10月の着用率は74.2%だったことがわかりました。
去年10月、愛媛県警が県内17の地点で調査したところ、自転車に乗る際のヘルメット着用率は74.2%で、中学生や高校生はほとんどの人が着用している一方、成人は29.5%、高齢者は13.2%にとどまりました。
県警によりますと、過去5年間に県内で起きた自転車が絡む交通事故の死者は38人で、そのうち9割にあたる34人がヘルメットを着用していなかったということです。
今年4月の道路交通法の改正により、ヘルメットの着用は努力義務化されることとなっていて、県警は街頭活動などを通して周知していく方針です。