電車内で痴漢行為をした疑いで、1月に書類送検された愛媛県警の元警部の男性について、松山地検は20日、不起訴処分としました。
不起訴処分となったのは、愛媛県警察本部に所属していた元警部の40代男性です。
警察によりますと、この元警部は去年9月、通勤中の電車内で女性2人に対して腹部を押し当てたり服の上から身体を触り続けたなどとして、県迷惑行為防止条例違反の疑いで1月20日、書類送検されていました。
調べに対し元警部は、「ストレスが溜まっていた」と話し容疑を認めていたということで、停職1カ月の懲戒処分を受け、依願退職していました。
松山地検は、20日付けで元警部を不起訴処分とした理由について「証拠関係に照らして」と説明しています。