就職活動の早期化が進むなか、学生たちが実際の仕事を体験するインターンシップを実施する企業が増えています。
なぜ企業はインターンに力を入れるのかその狙いを取材しました。

3日、今治市の造船所を訪れたのは、伊予銀行のインターンシップに参加する県内外の学生たちです。

世界屈指の海事産業が集積する今治で、学生たちは行員とともに、全長400メートルにもなる巨大な船をつくる現場を見学しました。

伊予銀行にとって、造船や海運業界に向けた融資、いわゆる「シップファイナンス」は、全ての貸出金の4分の1を占める、主要部門の一つです。

学生たちは、世界とつながる地場産業を支える地銀の存在を肌で感じていました。

(参加した学生)
「造船というものにあまり知見がなかったので行ってみて製造過程やお金の動きなどを知ることができた」

学生にとってインターンシップはもはや当たり前となりつつあります。
いよぎん地域経済研究センターによりますと、県内の主な大学3年生の8割以上が「参加した」、または「参加予定」と回答しています。

(京都から参加の学生)
「実際の現場を見てイメージのズレをなくせるギャップを埋められると思う」

(参加した学生)
「企業の取り組みや理念を肌で感じることができるので行ってよかったと感じた」

造船所を見学した後、学生たちは資金を融資すべきかどうか、検討する「シップファイナンス」の業務を体験しました。

伊予銀行はこうした実践的なプログラムを通じて、有用な人材を採用したい考えです。

(伊予銀行人事担当越智愛那美さん)
「インターンシップを受けてから内定して入る学生は来てない人より多い実際に行員と話をしたりより銀行の仕事を知ってもらっている分興味を持ってもらえている」
「地域とともに成長するというところが地方銀行の使命なので、そういった仕事が伝わるようなインターンシップにしていきたい」

インターンシップは、企業と学生の双方にとって、ますます重要性を増しているようです。