2024年、愛媛県四国中央市のカフェで、男性を射殺したとして、殺人などの罪に問われている男の初公判が、3日、松山地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。
殺人や銃刀法違反などの罪に問われているのは、四国中央市出身の無職・前谷祐一郎被告(64)です。
起訴状などによりますと、犯行当時、指定暴力団「池田組」の幹部だった前谷被告は、2024年1月、四国中央市妻鳥町にあるカフェで、市内に住む石川雄一郎さん(当時49)の胸などを拳銃で3発撃って、殺害したということです。
前谷被告は犯行後に逃走し、2か月後、岡山県内で逮捕されました。
逃走中、知人の男に自分をかくまうよう依頼した罪や、潜伏先で拳銃1丁と実弾97発を所持していた罪などでも起訴されています。
3日の初公判で、前谷被告は「すべて間違いありません。心から後悔しております」と起訴内容を全面的に認めました。
続く冒頭陳述で、弁護側が事件までのいきさつを明らかにしました。
前谷被告と被害者の石川さんは、暴力団特有の「親子の盃」を交わす関係でしたが、次第にトラブルを抱え、関係が悪化していました。
その後、前谷被告は「石川さんから地元の秋祭りの乱闘騒ぎで壊れたネックレスの弁償を要求されている」と、祭りの関係者から相談を受けたことから、話し合うためカフェに呼び出したということです。
今回の裁判は量刑が争点で、検察側は犯行までのいきさつと悪質性、結果の重大さを踏まえて刑を決めるよう求めました。








