■「マスコミを鵜呑みにしていないか?」質問に答えず情報源を逆質問

【野志市長の発言(議事録より)】
「まず、今の話は何をもとにしてしゃべってますか?マスコミから言われることを鵜呑みにしてないか?何をもとにしてしゃべってる?今言ったことは」

市長の逆質問に対し、中学生は「県内の複数の放送局の報道をもとに共通している部分や、経済同友会・市のホームページを参考に集めた」と回答します。

【中学生の発言(議事録より)】
「今の情報は基本的に県内の放送事業者複数社ありますので、それらを基に共通してる部分を抜き出したものから、内容はメインとして立てました。また、経済同友会のホームページとか、その他、市のホームページ等も参考にしながらこの情報を集めております」

これに対し、市長は「自分で調べる姿勢は素晴らしい」と持ち上げつつ、経緯については担当課長に説明させます。

【野志市長の発言(議事録より)】
「うん、わかりました。はい。自分で調べる姿勢を持っているのは素晴らしいことだと思います。放送局で20年仕事をしていたものとして、メディアリテラシーという言葉がありますけども、この情報は本当かなっていうのを自分で調べてみるっていうのはすごく大事なことだと思います。いろいろとホームページなどで調べているのはいいことかというふうに思います。じゃあちょっと、途中の、基本構想は変わってないんだよと、説明してもらっていいですか」

【交通拠点整備課長(議事録より)】
「いろいろ調べていただいて、ご意見ありがとうございます。まず、松山駅周辺のまちづくりですが、これは初めから言いますと、鉄道高架、周辺の東西に分断されたまちを一体的にまちづくりを進めていく。そういったことで、愛媛県が施工する鉄道高架と周辺の区画整理によるまちづくり、これを松山市が担当して進めてまいりました。その際に、車両基地跡地、これもう既に新しい車両基地が伊予市、松前町の方に移ってますけど、その跡地が生まれてきます。せっかくこれだけの大きな土地が生まれるなら、ぜひ有効活用していこうということで、平成27年に決めた基本構想、これは車両基地跡地の土地利用を、どのように有効利用するのがいいのか、それを決めたものなんですね。その結果として、この土地については、賑わいや楽しさで、また防災にも使っていこうと、そんなところを目指して基本構想をまず決めております。で、その後、経済同友会から提言がありましたが、これはまた一つのきっかけです。それ以外にも、国、スポーツ庁が進める、アリーナ、スタジアム構想、アリーナやスタジアムを生かしたまちづくりを進めていこうという国の動きだったり、それとか、全国、どんどんアリーナが建ってます。若者に魅力のある、そういう施設を作って、ぜひ松山、地方に人口を、人口減少に歯止めをかけようとそんな目的もあって、我々はアリーナ、それと、また同じように文化団体からも自分たちが使えるような専門的なホールを作ってほしいと、文化ホールを作ってほしいと、そういったお声が上がりましたので、その両方を目指していこうということで、検討を始めたものなんですよ。はい。少し、経緯としては。はい、よろしいでしょうか」

担当課長に説明させた後、野志市長は矛先を再びメディアと向けました。

■「対立構造を作りたがる」アナウンサーの経験談を交え報道批判

元民放アナウンサーである野志市長は、自身の経験を交えながら次のように発言していました。

【野志市長の発言(議事録より)】
「元々私も放送局出身だけど、どうしてもニュースって、新聞もそうだけど、部分抽出になるんですよ。松山市としても一生懸命喋ってるんだけど、なかなか全て書いてくれるわけじゃないんです。で、どうしても記者さんの主観も入るしね。で、メディアって、やっぱり皆さんに見てほしいと思うから、対立構造を作りたがるんですよ。ですので、ちょっとあの、いかがなものかなっていうふうに思ってます。ですので、私達は、当然議会のチェックも入るし、メディアのチェックも入るので、変なことをしてきたつもりは全くありません。私の手元に常に愛媛経済同友会からの提案書がありますけども、愛媛経済同友会の提案書プラス県内の、また松山市内の主要な企業のトップの方の15人ぐらいのご意見も添えてきたので、これは先ほど担当課長の方から申し上げた、賑わいだったり、交流だったり、防災であったり、こういうところは全く変わってないので、あの方向に切らせてもらった。でも、(愛媛オレンジバイキングスのオーナー、サイボウズ)青野社長の方が、あの西では、ローコストアリーナはちょっと形状的にできないですねっていうことで、今に至っているっていうことです。そういうことをちょっとご説明したんですけども、そういうようなお答えでいいかな。はい」