愛媛県内の警察署に勤務する男性巡査のスピード違反などをパトカーが発見したにも関わらず、摘発していなかったことが分かりました。愛媛県警は、この男性巡査や警察署の幹部らの処分を行ったと発表しました。
愛媛県警によりますと、男性巡査は今年4月上旬、県内の一般道を自家用車で、時速160キロで走行していたのをパトカーが発見し、追跡したということです。
その後、パトカーはコンビニの駐車場にいた男性巡査を見つけて、事情を聴きましたが「証拠がない」と判断し、摘発しなかったということです。
また、この報告を受けた警察署の男性警部も「摘発は難しい」と安易に判断したほか、その上司にあたる男性警視2人も組織への報告を怠ったということです。
県警は男性巡査を6月25日付で減給10分の1、6か月の懲戒処分としたほか、警部と警視2人を本部長注意の処分としました。
さらに、スピード違反の車と並走していた別の車の運転手と同乗者も男性巡査でしたが、県警はこの2人についても、同僚の違反を認識しながら注意を怠ったとして本部長注意の処分としています。
一方、県警は10日、松山西警察署の署長(警視)と副署長(警視)、それに交通課長(警部)を8月3日付で異動させる人事を発表しましたが、この不祥事との関連は明らかにしていません。








