愛媛県松山市の中島汽船のフェリーが桟橋に衝突する事故を起こしたにもかかわらず、通報せず隠していたとして、会社などが10日、海上運送法違反の疑いで書類送検されました。
松山海上保安部の調べによりますと、中島汽船のフェリー「ななしま」がおととし1月、松山観光港に着岸する際、操船ミスで桟橋に衝突し、船体がへこむ事故を起こしていました。乗客18人と乗員5人にけがはありませんでしたが、会社は、この事故を通報せず、フェリーは損傷したまま運航を続けていたということです。
去年6月になって事故の情報を入手した松山海上保安部は、中島汽船の事務所を捜索するなど捜査を進め、10日、会社と当時の運航管理者の男性を、海上運送法違反の疑いで、書類送検しました。
取材に対し中島汽船は「当時の担当者が退職しているため、どのような判断で通報しなかったのか分からない」とコメントしています。








