とにかく上がった知名度 まさかの場所からお呼びが
そしてこの激レア道路標識、意外な場所からお呼びが掛かったようです。
(増尾さん)
「あいテレビの取材後、金沢21世紀美術館から企画展に出したいと。道路に関する企画展らしいが」
高松から遠く離れた金沢の近代美術館で展示されることが決まったそう。
この日、標識は、美術館の用意した専用の箱に詰められて。
(増尾さん)
「おお、ぴったり」
発送されます。

およそ1世紀にわたり町の移ろいを見守り続けてきた標識は、道路をおよそ493キロ走った先の金沢へ向けて出発しました。
そして我々も、それを追うようにして、あいテレビ本社から、道路をおよそ631キロ走った先の金沢へと向かいました。

展示の決まった「金沢21世紀美術館」は、毎年国内外から200万人以上が訪れる、人気の施設です。
道路に関する特別展示「路上、お邪魔ですか?」に合わせ、その一作品として登場しました。

この展示、路上という空間が本来持っている「自由」と、公共性の持つ「規制」が、どのような対立をもたらすのか、さまざまな視点や、芸術作品から考えるというテーマが込められているんだそう。

(金沢21世紀美術館・本橋仁キュレーター)
「1969年に若者のフォークゲリラによって占拠され、それが広場から通路という名前に付け替えられ、そこでの集会が禁止された。その場所をどう考えるか。対話とか時代との応答の中で、常に変化するし、実は簡単に奪われてしまう」
ただ、展示の楽しみ方に、決まりや制限といったものはもちろんありません。
工夫が凝らされた数々、難しいことは抜きにして何も考えずに眺めているだけでも面白いです。

それにしても真正面。
この標識、とってもいい場所に据え付けられたものです。








