繁殖のため、インドネシアからやってきたとべ動物園のメスのオランウータン「ジェニファー」。

6日、お婿さん候補のオスの「ハヤト」と初めて2頭そろってのお披露目会が開かれ、家族連れやファンなどおよそ200人が駆け付けました。

(中村時広知事)
「愛媛県民みんなでお預かりしたジェニファーを大事に育てます。あとはハヤトが頑張ってくれることを祈っています。」

メスの「ジェニファー」とオスの「ハヤト」、それぞれが屋外展示スペースに出てきました。

2頭そろってのお披露目は初めて。ジェニファーは人の多さにびっくりした様子でした。

一方、その裏では…

(井上依里子飼育員)
「悪いことしないかなとか不安しかありません。」

その直後…不安は的中!やんちゃぶりを発揮したハヤト。

(井上依里子飼育員)
「ハヤトはいつもと違う何かがあると、何かがしたがるタイプなので」

それでも、それぞれの顔が描かれた特製ケーキをお互い食べあう、ファーストバイトでは2頭ともおいしそうにほおばっていました。

(井上依里子飼育員)
「本当にほっとしています」

絶滅危惧種のボルネオオランウータンを保護するため、インドネシアと県が結んだ協定に基づき、ハヤトのお嫁さん候補としてやってきたジェニファー。2頭の仲は…

(井上依里子飼育員)
「ジェニファーがハヤトを怖がっている様子があります。ハヤトはジェニファーが気になって気になってしょうがないのでずっと見ている。まずは健康に2頭に生活してもらって、その先に赤ちゃんの誕生があればいい」

訪れたファンたちも2頭の門出を温かく見守っていました。

(訪れた人)
「ジェニファーがとてもかわいかった」
「2頭がが出会って素敵な場面も見れたし、うれしかった」
「いい家庭になると思う。2人の目線があったときにそう思った」

中には熱心なファンも…

(ファン)
「ただただ作りたくて作ったので、うまくいけばいいっていう一心です。ちょっとづつ仲良くなっていってくれたらいい」
「対面するのは心待ちにしていたので、生きててよかった」

とべ動物園を舞台にスタートしたオランウータンの繁殖プロジェクト。国境を超えた新たな取り組みとして期待が高まっています。