今年9月末の完成に向け整備が進む伊予鉄道・松山市駅前の広場で、広場中央の大屋根が30日完成しました。しかし、雨に濡れずに電車とバスの乗り換えができる状態にはなっていませんでした。

愛媛県松山市の伊予鉄道・松山市駅前。電車とバスの乗り場を結ぶ広場中央に完成した大屋根は鉄骨造りのアーチ状で、面積はおよそ560平方メートルあります。

松山市の野志市長は、28日の記者会見で大屋根の完成日を発表した際、こう説明していました。
(野志市長)
「広場中央の大屋根は今月末、あさって4月30日木曜日に完成します。大屋根のデザインは景観に配慮したアーチ型で、雨の日も濡れずにバスや電車に乗り換えできます」

ところが、30日現場を取材すると…。
(農端結希記者)
「松山市駅前です。きょう大屋根が完成しましたが、通り抜けるにはまだ傘が必要です」

大屋根が完成した30日、松山市内はあいにくの雨となりました。
しかし、屋根の下は大部分が立ち入りできない状態のままで、電車とバスを乗り継ぐ人たちは、完成したばかりの真新しい屋根を横目に、傘をさして足早に移動していました。
(通行人)
「今通れる場所が限られてるんで早く完成してほしいです」

あいテレビの取材に対し、松山市交通拠点整備課は当初、「広場の整備を進めながら徐々に通れる範囲を広げていく」と説明していました。しかし、報道のあと、市は急きょフェンスを撤去し、屋根の下を通れるように対応しました。