レース用の自動車部品を製造する技術が導入され、丈夫で軽い仕上がりが特長です。愛媛で初めて製造されたフィギュアスケート用の靴が完成し、お披露目されました。
レース用の自動車部品などを製造する「ティーワン」の松山工場です。
新規事業として16日発表されたのが、カーボンファイバーを使用し軽量化が図られたフィギュアスケート用の靴『Tobiha(トビハ)』です。
開発者の松本社長は、愛媛県の出身。
過去には在籍していた別の会社で、金メダルを獲得したスピードスケート選手の靴を手がけたこともありました。この経験がきっかけとなり、今回の開発に至りました。
『Tobiha』は重さが片足でおよそ500グラム。
これは、一般的なフィギュアスケートの靴と比較した場合、250グラムほど軽いといいます。
カーボンに特殊なゴムを入れたということで、その製造は手作業です。
靴の成型工程までを松山工場で行います。
2018年から、何度も試行錯誤を重ね、今回の完成にこぎ着けました。
きょう、イヨテツスポーツセンターで行われたお披露目。
靴の開発に携わった小塚崇彦さんとプロフィギュアスケーターの廣田彩乃さんによるデモンストレーションが行われました。
(元フィギュアスケート五輪代表・小塚崇彦さん)
「まずは軽い。軽くて丈夫。選手のときに欲しかったものが全て詰まっている、そんな靴になっています」
軽さに加えて、足に寄り添う「しなやかさ」などもこの靴の特徴ということです。
(プロフィギュアスケーター・廣田彩乃さん)
「私は靴を変えてその日にどのジャンプも練習することができているので、ならしは全くなかった」
「ここの部分と横も硬すぎると曲げるのが大変(ならし)が必要ないというのは大きい」
(小塚さん)
「靴などの道具で困るということは練習が止まってしまうということ継続して練習ができる靴になっている」
(ティーワン・松本哲也代表取締役)
「愛媛から世界に出ていくという思いを持っていて、発表できたことが嬉しい」
「目標はオリンピックで金メダルなので、いろいろな選手にはいてもらって、金メダルをとってもらうのが目標です」
愛媛生まれのフィギュアスケート用の靴「Tobiha」は、ことし6月から全国で発売されるということです。








