審議会の委員を務める西岡誉明さんは松山城のふもとで「寿温泉」という銭湯を営んでいます。
(寿温泉・西岡誉明店主)
「あらゆるものが高騰しておりまして、この状態のまま経営を続けていくのは厳しいかな」「今回の値上げというのは『苦渋の決断』であったと思います」
前回、値上げした3年前は、ウクライナ情勢の悪化や円安で燃料費が高騰、ひと月の支払いがそれまでの倍にあたる70万円余りに達しました。
今も冬場は60万円ほどと高い状態が続くうえに、人件費も上がっています。
(寿温泉・西岡誉明店主)
「(値上げ幅は)十分かと言われたら十分ではないのですが、上げすぎても」
「これで十分に経営ができるかというと、ギリギリの状態ではあります」
街中にありながら奥道後温泉から引いた湯が楽しめる寿温泉。
利用客からも理解を示す声が聞かれました。
(利用客)
「値上げはしょうがない」
「生活していかないけんけんな」
(利用客)
「(値上げしないと)やっていけんのかな。また考えないけんね」
家庭の風呂の普及や後継者不足などを背景に、昭和50年代前半には県内に300軒以上あった銭湯もわずか16軒に。
物価高の中で憩いの場を守るため、厳しい経営が続いています。








