自民党から「議論」が消えている
――高市氏との距離感など、今後のスタンスについて。また、憲法改正の議論については。
(自民党・村上誠一郎氏)
「(高市氏とは)それはもう別に何もないんですよ。ただ私は政策はね、やはり是々非々ではっきりすべきだと言っているだけで、感情的なものは何もありません。
残念ながら私は最近見ていると、小選挙区の導入と郵政選挙以降、喧々諤々の議論があった自民党が、だんだんそれがなくなってきているのが非常に残念に思っています。やはり昔は、例えば総務会は、梶山静六さんや粕谷茂さんや加藤紘一さんや亀井静香さんのように、やはりいろいろな論客がいてですね、大体総務会は2〜3時間かかっていたんですね。最近はもうほとんど議論ないままに終わるんで、私はそれは残念なことだと、そう考えています。
私個人の見解としては、例えば環境権、知る権利、財政規律に関するやつは、やはり今から真っ平に(フラットに)議論していったほうがいいんじゃないかと思います。ただ、憲法9条とか集団的自衛権は非常に複雑な問題があるので、これはやっぱり時間をかけて慎重にやる必要があるんじゃないかと思います」
闊達な議論こそが党の活力であると説く村上氏。数々の歴史的な局面を見てきたベテランの言葉は、自民圧勝で「一強」に染まった現在の政治に一石を投じるものです。今後、どのような発信を続けるのか、注目が集まります。
(全2回・前編と後編のうち後編)








