■資源化を阻む「3つの高い壁」

鉱物学を専門とする愛媛大学 大学院理工学研究科の白勢洋平助教もまた、冷静な視点を崩しません。

現在、レアアースの産出で圧倒的なシェアを誇る中国。国際的な資源開発研究の舞台も、オーストラリアや東南アジアが主流だといいます。

国内での資源化には「採掘量」、「安定供給」、そして「放射性物質の処理」など、乗り越えるべき高い壁が存在します。

白勢助教は今回の探査船の活動について、「科学的な知見を得るために非常に重要」とした一方で、「技術革新がないと、資源化できる規模の採掘は見込めない」と指摘します。

愛媛大学 大学院理工学研究科 白勢洋平助教