2000分の1秒で変化

研究グループは、大型の実験装置・LHDと、そこに取り付けられた高性能センサーにより、この「乱流」を詳しく観測しました。

【核融合科学研究所の発表資料より】

その結果、「乱流」は、熱を抱えて移動する「運搬役」と、離れた場所へ瞬時に熱を伝える「つなぎ役」の、2つの性質を併せ持っていることが、世界で初めて明らかになりました。
この「一人二役」ともいえる独特な特性が、プラズマの熱を逃がすことに繋がっていたとみられています。

【核融合科学研究所の発表資料より】