時間帯や天気など…3年分の交通事故を徹底分析 意外な分析結果とは

2人はまず、県警のホームページで、小学生が関係した交通事故の起きる時間帯や
天気といったデータを調査しました。

(姉・絢葉さん)
「自分は雨の日が多いと思ったけど晴れの日の方が多かったことがわかったり夕方の方が事故が多いということがわかった」

夕方に事故が多いのは「下校や遊びに行く時間帯だから」と推測しました。

さらに事故現場にも出かけました。

(姉・絢葉さん)
「視界が悪かったり(車が)来てるかどうか分からないから(事故が)起きやすそうだということが分かった」

これらをすべて英語で書き、ポスターにまとめたのです。

(妹・瑚々実さん)
Q.どんなところがむずかしかった
「相手にどうやって伝えるかどうか(がむずかしかった)」

それが世界2位という結果に…

日本統計学会統計教育委員会は「事故の状況を色々な角度から調べて、グラフも効果的に使用し伝わりやすい工夫をした点が評価できる」としています。

(妹・瑚々実さん)
「事故を減らすために自分にできることを考えてほしい」
(姉・絢葉さん)
「事故をしないように自分も気を付けないといけないけど相手も日頃から注意して運転したり自転車に乗ってもらいたい」

小学生姉妹の鋭い分析が、悲しい事故を減らすきっかけになるかもしれません。