愛媛県今治市の医療機関が、インフルエンザワクチンの接種を希望する男性に、誤って新型コロナのワクチンを接種していたことが分かりました。
今治市によりますと、10日、市内にある民間の医療機関でインフルエンザワクチンの接種を受けに来た市内の50代の男性に、誤ってオミクロン株対応の新型コロナワクチンを接種したということです。
接種後、男性に注意事項を説明する中で、ワクチンの取り違いに気付いたということです。
男性は、これまでに新型コロナワクチンの接種を4回済ませていて、このうち1回はオミクロン株対応のワクチンでした。
オミクロン株対応のワクチンは、1人1回しか打つことができません。
現時点で男性に健康被害は確認されていませんが、医療機関は男性に謝罪した上で今後、経過観察を続けるということです。