今年も残すところあと2か月。
愛媛県松山市内のデパートでは5日からお歳暮商戦がスタートしました。
今年はお歳暮の定番商品の1つ、ビールに異変が起きています。
いよてつ高島屋に設けられた特設コーナーには、オンラインを含むおよそ2200点の取り扱い商品のうち、およそ800点が並んでいます。
なかでも「ふるさと愛媛のおすすめギフト」には紅まどんなをはじめ愛媛のかんきつが充実のラインナップ。
さらに、県内企業とコラボしたいよてつ高島屋限定の商品も揃えていて、鯛めしとシーフードドリアの詰め合わせや、丹原産の太秋柿とカカオを使ったドーナッツなどが並びます。
一方で、アサヒグループホールディングスへのサイバー攻撃によるシステム障害の影響からビールやジュースなど販売中止の商品も出ていて、他のメーカーのビールでも一部商品が販売中止になっているということです。
いよてつ高島屋によりますと、3000円から5000円の商品が売れ筋で、近年は「帰省の際の手土産」や「自宅でプチぜいたくを楽しむ」などお歳暮の購入目的が多様化しているといいます。
(買い物客)
「お歳暮とプレゼントを兼ねている。自分のも含めてお持ち帰りも選んでいる。」
「高校時代の友達に贈る毎年。ミカンを年末にもらうので。今年1年ありがとうという気持ちで贈っている」
いよてつ高島屋のお歳暮コーナーは来月25日まで設けられ、期間中、去年並みの7億5500万円の売り上げを目標にしています。








