パトカーの追跡中にひき逃げ事件を起こしたとされる男の初公判が7日、松山地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。
ひき逃げなどの罪に問われているのは、愛媛県松山市北久米町の無職・奥定美滉被告(25)です。
起訴状などによりますと、奥定被告は今年8月、パトカーに追跡されながら乗用車を運転中、市内立花で原付バイクと衝突しました。
そして、運転していた当時67歳の男性に重傷を負わせ、そのまま逃げたということです。
松山地裁で開かれた7日の初公判で、奥定被告は起訴内容を認めました。
続く冒頭陳述で検察側は、奥定被告が事件前、当時の勤務先の食事会に参加し3店舗で飲酒。
車を運転し帰宅していてパトカーの追跡に気づき、時速140キロで逃走中にひき逃げ事件を起こしたと、犯行の経緯を明らかにしました。