11月20日の愛媛県知事選で当選した中村知事の4期目の任期が1日から始まり、「初心を忘れず新たな気持ちで踏み出していく」などと抱負を述べました。
村越記者リポート
「知事が到着しました。中村県政4期目のスタートです」
1日から4期目の任期が始まった中村知事は午前9時ごろ登庁し、花束を受け取った後、職員や県議らに拍手で出迎えられました。
そして知事室では、さっそくタブレットを使って書類の確認などをしていました。
中村時広知事
「新ステージとして踏み出していくという気持ちなので、初心忘るべからずということを自分にしっかりと言い聞かせた上で、1日初登庁を迎えました」
この後、就任式が行われ、特別職と部長級の職員を前に中村知事は公約の3本柱などを説明し「課題は盛りだくさんだが総力を結集して県民の幸せのために進んでいきたい」と抱負を述べました。
中村時広知事
「とりわけトータルで見ますと人口減少問題、なかなか県民の皆さんには実感がない課題だと思います。今からやらなければ自治体間の競争でもありますので、しっかりと取り組みを行っていく必要があることを共有しておいていただきたいと思います」
中村知事の任期は4年間で、人口減少や地域の雇用など、課題が山積する県政をどう舵取りしていくのか注目です。