愛媛県松前町の田中浩介町長が26日、会見を開き、町内にアリーナを整備する構想を明らかにしました。その一方で「松山市で実現すれば必要ない」との考えを示しました。

田中町長は、アリーナについて、町民有志らの要望を受け2028年頃までの整備をめざす、スケートボードなどができる、「アーバンスポーツパーク」の延長線上にある、との構想を明らかにしました。

候補地を質問された田中町長は…

(田中町長)
「エミフルMASAKIは集客力のある施設になるので、あのあたりが一番、相乗効果としては大きくなる」

ただ、アリーナは、お隣・松山市も計画しているため「それが実現すれば必要ない」と述べました。

(田中町長)
「松前町の構想はそ松山市と競合するものではなく松前=アーバンスポーツ、松山=大規模アリーナという、役割分担があってもいいのではないかと考えている。アリーナこの圏域に2つもいらないと私も認識しているので、もし松山市が今後動いて実現するのであれば松前町には必要ないと考えている」

それでも、田中町長は「民間からの提案があれば、アリーナの建設を考える」と、可能性を残しました。

まずは、アーバンスポーツパークについて、来月にも検討会を設置する方針です。