愛媛県内で27件もの盗みを繰り返したとして、いずれもベトナム人で21歳から34歳の技能実習生の男ら4人が、16日、住居侵入や窃盗などの疑いで、松山地検大洲支部に最終送検されました。

警察によりますと、4人は今年3月中旬ごろから6月上旬ごろまでの間に、大洲市と今治市の住宅や空き家などに、複数または単独で窓ガラスを割るなどして侵入、27件の盗みを繰り返した疑いが持たれています。

被害は現金計約253万円と、貴金属など124点・計約55万円相当に上るということです。

今年5月29日、4人のうち1人を窃盗未遂などの疑いで逮捕、余罪捜査などを進める中で残る3人の共犯者も判明し逮捕したもので、いずれも「生活費のため」と容疑を認めているということです。