28日午前3時の実況天気図によると、フィリピンの西に新たに熱帯低気圧が発生しました。

この熱帯低気圧は、太平洋高気圧の勢力が強いため、西寄りに進む見込みです。
現時点で日本列島への直接の影響はなさそうです。

ただ、最新の雨・風シミュレーションによると、来週後半に南の海上で、新たな熱帯じょう乱(今後、熱帯低気圧や台風へ発達する可能性がある大気の乱れ)による、反時計回りの渦が予想されています。
現時点でのシミュレーションでは、来週木曜日頃にかけて、沖縄の南に北上してくる可能性もあります。
来週の熱帯じょう乱の予想に関してはブレ幅が大きく、今後変わることも十分に考えられます。
ただ、熱帯低気圧や台風まで発達しなくても、日本列島付近まで秋雨前線が南下することで大雨となる可能性もあります。

今後の気象庁から発表される最新の予報を確認するようにしてください。【雨と風のシミュレーションを画像で掲載しています】。