26日、愛媛県宇和島市で発生した死亡事故で、被害者を搬送中の救急車がパンクし、病院への到着が約20分遅れていたことがわかりました。
警察によりますと、事故は午後0時40分ごろ、宇和島市吉田町の畑で地面をならしていた男性(59)が、小型ショベルカーごと水路に転落しているのが発見され、搬送先の市内の病院で死亡したというものです。
一方、消防は27日、被害者を搬送していた救急車の左後輪がパンクし、別の車両に引き継ぎましたが、病院への到着が約20分遅れたことを明らかにしました。
救急車には当時、被害者や隊員など計6人が乗っていましたが、パンクによるけがなどはなかったということです。
病院は被害者の死亡と搬送遅れに、因果関係はないと説明しているということですが、消防は「パンクの原因を調査するとともに、道路事情に応じた運転を心がけ、さらなる安全を徹底する」と話しています。








