20日も西日本を中心に熱中症警戒アラートが発表されていますが、この暑さ、まだまだ続きそうです。

気象庁によりますと、北・東・西日本では、6月中旬から暖かい空気に覆われて気温が高い状態が続き、7月には月平均気温の高い記録を更新した所が多くなりました。8月に入ってからも気温がかなり高い所が多くなっています。

また、8月前半には停滞前線などの影響により日本海側を中心に大雨となりましたが、東北地方を中心に、北陸地方、関東甲信地方、東海地方と近畿地方の一部でも、6月下旬からの長期間の少雨の状態の解消には至らず、6月20日から8月18日にかけて積算した降水量は平年の半分以下となっている地点もあります。

今後も更に1か月程度は暖かい空気に覆われやすく、北・東・西日本では気温が高い状態が続く見込みです。

また、高気圧に覆われやすいため、東北地方、北陸地方、関東甲信地方、東海地方、近畿地方の少雨の状態は、この先2週間程度は続く見込みです。

▼平均気温(6月20日から8月18日まで)(速報値)
平均気温(度) 平年差(度)
札幌 25.2 +4.2
仙台 26.8 +3.8
東京 28.4 +2.7
新潟 27.5 +2.5
富山 28.2 +2.7
金沢 28.6 +2.8
名古屋 29.3 +2.4
大阪 29.8 +2.2
広島 29.2 +2.1
高松 29.9 +2.5
松山 28.7 +1.8
高知 28.4 +1.6
徳島 29.0 +2.2
福岡 29.4 +2.1
熊本 29.1 +1.8

▼降水量(6月20日から8月18日まで)(速報値)
降水量(ミリ) 平年比(%)
仙台 128.5 40
福井 202.0 50
横浜 125.0 40
浜松 110.0 29
大阪 205.5 64

引き続き、農作物や家畜、水の管理、熱中症対策などの健康管理に十分注意してください(雨と風のシミュレーションを画像をで掲載しています)。