10日夜遅く、愛媛県今治市の伯方島で、フィリピン人の特定技能実習生の男性が道路脇の側溝で倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。現場には自転車が落ちていて、警察は男性が転落した可能性があるとみて調べています。
10日午後11時ごろ、今治市伯方町木浦の市道脇の側溝に近くに住む特定技能実習生、ガリン・ジョーマル・ゴドイさん(36)が倒れていて、そばに自転車が落ちているのを知人のフィリピン人が発見し、日本人を通じて警察に通報がありました。
ゴドイさんは、発見された際、意識がなく、搬送先の病院で死亡が確認されました。
現場の側溝は、深さおよそ30センチ幅およそ30センチあり、10日は断続的に雨が降っていて、警察が11日未明に調べた際は、水深11センチ程度だったということです。
警察はゴドイさんが側溝に転落した可能性があるとみて調べています。