除雪作業をしていたショベルカーが道路から転落し、操作していた男性作業員(当時57)が死亡した労災事故で、八幡浜労働基準監督署は1日、愛媛県八幡浜市の土木工事業「大成工業」と男性社長(44)を、労働安全衛生法違反の疑いで松山地検に書類送検しました。

八幡浜労基署によりますと、同社は2月13日、愛媛県西予市宇和町信里で除雪作業を行う際、現場の地形や地質の状態など調査結果を踏まえた「作業計画」を作成しなかった疑いが持たれています。

労基署は「捜査に支障がある」として、社長などの認否を明らかにしていません。