間もなく戦後80年を迎えるのを前に、愛媛県松山市で戦時中の資料などが展示されました。そこからは、国民の生活に深く染み込んだ戦争の色が見て取れました。

松山の市民団体が、毎年この時期に合わせて開催している「平和展」には、当時を知ることのできる様々な資料およそ200点が展示されています。
町内会長が務めた「大政翼賛会世話役」
木の札には、「松山市町内會長大政翼賛會世話役」と書かれています。

戦時体制を強化する目的で当初「一国一党制」を目標として1940年に当時の近衛内閣により結成された「大政翼賛会」。
やがて国民を組織化し、その生活の隅々まで統制するに至りました。