任期満了に伴う愛媛県宇和島市の市長選挙に、市議会議員の武田元介氏が立候補を表明しました。

武田氏は宇和島市出身の64歳。
現在、市議3期目で市長選への立候補は2009年以来、2回目です。

8日、宇和島市内で会見を開いた武田氏は、現在の市政について「税金の使い方が市民意識と離れている」と指摘したうえで、建て替えが進む伊達博物館の工事を中断し、民意を問いたいと述べました。

武田元介氏
「私がもし市長になりましたら工事を一度止めていただいて、どれだけの補償、債務というものが宇和島に発生するのか、問いかけを議員、あるいは市民の皆さんにさせていただこうと思います。その結果博物館を建て替えるのは今回我慢しようという風な、民意が受け取れましたら伊達博物館の建て替えは止めたいと思っております」

来月24日告示、31日投開票の宇和島市長選挙には、現職の岡原文彰市長も、3期目を目指し出馬する意向です。