インターネット犯罪の取り締まりに向け、愛媛県警は県内の学生130人をサイバーパトローラーとして委嘱しました。
今年度、サイバーパトローラーとして委嘱を受けたのは、愛媛大学や松山大学などの学生130人です。
19日は、県警の上岡雅展サイバー犯罪対策課長が、「インターネットに触れる機会が多く豊富な知識を持っている皆さんに力添えしてほしい」と呼びかけた後、代表者に委嘱状を手渡しました。
学生たちは、日ごろからインターネット上を監視し、いわゆる闇バイトの募集や詐欺の被害につながる偽サイトなど違法な情報を見つけたら警察に通報します。
(人間環境大学総合心理学部・德永野真さん)
「インターネットは人にとってすごく便利だが、一方で悪用されることがあるので、その境界線を守りたいと思い参加した」
このサイバーパトローラーは県警が2010年から学生に委嘱していて、実際に犯罪の摘発につながったケースもあるということです。