水遊びが増えるこれからの時期に合わせ、水の事故防止教室が開かれ、参加した園児が注意点を学びました。
松山東警察署が開いた水の事故防止教室には、市内3つの保育園に通う年長組の園児およそ60人が参加しました。
まず、園内で紙芝居を見た園児たちは、子どもだけで行かない危険な場所には近寄らない危険を感じたら「助けて」と大声で大人を呼ぶ「3つの約束」をしました。
続いて河川敷に移動すると警察官が寸劇で、水遊びの注意点や、万が一、おぼれた場合の対応を伝えました。
園児たちは「きけん」の旗があるところでは遊ばないことや、友達が溺れるなどしたら大人の助けを呼ぶことなど、紙芝居の3つの約束を身をもって学んでいました。
男の子
「(Q何を勉強した?)川で魚釣りとかするときは大人とすること」
女の子
「大きい声で『助けて』って言う」
松山東警察署 生活安全課 高市洋 上席係長
「大人も一人であればその大人が溺れてしまった時に助ける人・助けを呼びに行く人がいなくなるので、少なくとも二人以上で助けてもらいたい」
警察によりますと、県内では去年、10代から80代の男女18人が溺れるなどして、このうち12人が亡くなったということです。