気象庁は16日、週末にかけて荒れた天気のおそれがあるとして、大雨による土砂災害や河川の増水、強風、高波などに注意・警戒を呼びかけています【雨のシミュレーションを画像で掲載しています】

16日18時からの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、
▼関東 100ミリ
▼東海 150ミリ
▼近畿 120ミリ
▼四国 150ミリ
▼九州北部 150ミリ
▼九州南部 150ミリ
となっています。

気象庁によりますと、16日現在、黄海を東に進む低気圧やそれに伴う前線が華中から九州付近にのびており、東シナ海ではすでに激しい雨が降っています。

気象庁HPより

低気圧からのびる前線は17日には西日本から北・東日本に達し、18日には西日本から東日本の太平洋側に停滞する予想です。

これらの低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。

西日本や南西諸島では18日にかけて、東日本では17日から18日にかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。

特に19日頃には、警報級の大雨となるおそれがあり、西日本を中心に大雨に関する早期注意情報が発表されています。

また、北日本では17日に、西日本~東日本でも17日から18日にかけて、低気圧や前線の周辺で気圧の傾きが大きくなり、強い風が吹いて波が高くなる所があるため、強風や高波にも注意が必要です。

引き続き、最新の気象情報をご確認ください【雨のシミュレーションを画像で掲載しています】