16日午後、愛媛県大洲市長浜町にある木ろうの製造工場など、およそ10棟が焼ける火事がありました。この火事によるケガ人はいませんでした。
警察と消防によりますと、火事があったのは、大洲市長浜町にある木ろう製造工場「セラリカNODAつるかめ喜多工場」で、午後2時半ごろ従業員の男性から「工場が燃えている」と消防に通報がありました。
消防車10台が出動し、火はおよそ2時間後にほぼ消し止められましたが、工場が全焼したほか周辺の住宅など合わせておよそ10棟が焼けたということです。
この火事によるケガ人はいないということです。
「セラリカNODAつるかめ喜多工場」には国内で最も古いボイラが設置されていて、化粧品や文房具などに用いられる木ろうを製造していました。
警察が火事の原因を調べています。