働き方改革でバスの運転士の「服装」に「涼しい変化」です。
伊予鉄バスの運転士が新たな制服としてポロシャツを導入し、業務を始めています。
岩下アナウンサー
「バスの運転士というと、かっちりした制服姿の印象がありますが…。今バスの前に並んでいる運転士の皆さん、カラフルなポロシャツ姿です!」
伊予鉄カラーのオレンジに、爽やかな水色、明るい印象の黄色など…皆さんが着ているのは「ポロシャツ」!
全部で7色で、運転士をはじめとした全従業員およそ270人の新たな制服として先月末に導入されました。
もともと、この時期から上着は不要で長袖シャツや半袖のカッターシャツを着用していましたが、今回の制服変更により、伊予鉄カラーのオレンジを含む5色のポロシャツを自分で選べ、日替わりで色を変える事も出来ます。
伊予鉄バス自動車部長 中川智之さん
「従業員からここ最近の夏の暑さについて、動きやすく通気性の高いポロシャツを導入して欲しいという声が上がっていた。出来るだけ多くの声を拾えるように多くの方が自由に選択できるようにしようと7色に決まった」
バス運転士
「通気性と伸縮性が大きいので運転しやすい。長時間運転しても疲れないというのが特徴。毎日の気分転換になって良い」
伊予鉄バスでは、働き方改革の一環でバス運転士の「サングラス着用」「髪色の自由化」などにも取り組んでいて、個性を重視した働きやすい職場環境づくりを目指しています。
伊予鉄バス運転士 村上知香さん
「時代もだいぶ『働き方改革』と言われているので、時代にあった変化が大切になってくると思う。髪型・サングラス、帽子が無くなったり今回のようなポロシャツなど運転士の個性を発揮できてモチベーションアップに繋がると思う」
全国的にバスの運転士不足が課題となっている中、伊予鉄バスは、この取り組みを自社の将来を見据えた第一歩にしたい考えです。
伊予鉄バス自動車部長 中川智之さん
「今回のポロシャツ導入により明るい会社の雰囲気に魅力を感じてもらい、人材の確保に繋がっていければ」