穏やかな晴天に恵まれた愛媛県松山市内では6日、松山春まつり恒例の「大名武者行列」が開催され、豪華絢爛な時代絵巻が沿道の市民らを楽しませました。
「出陣!」松山春まつりのフィナーレを飾る「大名武者行列」。
県内外から公募で集まったおよそ140人が鎧やかぶとを身にまとい、ロープウェイ街から千舟町通りまでの、1.5キロを練り歩きました。
今年は松山城の初代藩主=加藤嘉明役を、大洲市出身で元宝塚のトップスター・彩風咲奈さんが務め、多くのファンらが詰めかけました。
(見物客)
「彩風咲奈さんを見に来たが本当に格好よかった。綺麗すぎて感動でした」
「めっちゃ綺麗だった。びっくした。顔も小さくて」
「本当に間近で会えて嬉しかった。キラキラしていてオーラが違った」
「久しぶりに咲ちゃんの元気な顔を見られて幸せだった」
また、行列の最中には三代目藩主・松平定行の一行が刺客を撃退した時の模様や、加藤嘉明も参戦した「関ケ原の戦い」をテーマにした演舞も披露され、沿道の観客からは盛んな拍手や歓声が送られていました。
(見物客)
「すごく臨場感があって格好良くて、盛り上がっていて良かった」
「ずっと娘に見せたくて、今回春休みでちょうど来られたのでよかった」
「圧巻。すごく皆さん本気でされてるのが伝わって、松山の名物だなと感じます」
6日の松山の最高気温は18.8度とこの時季らしい陽気となり、沿道を埋め尽くした大勢の観客は、穏やかな春の陽ざしのもと、目の前で繰り広げられる時代絵巻を堪能していました。
また、近くの城山公園では、松山青年会議所がゴルフの入門用として親しまれている「スナッグゴルフ」のイベントを実施、参加したおよそ60人の子ども達が、競技の魅力に触れていました。