発生から10日目を迎えた愛媛県今治市の山林火災は、被災者を支援するためのボランティアによる調査が始まりました。
今治市の山林火災は31日、延焼の恐れがなくなったとして鎮圧が宣言されましたが、1日も消防隊らが山に入り、鎮火に向け確認などを行いました。
こうした中、市の社会福祉協議会は、被災者支援の取り組みを本格化。
1日は地元の建設業者などから30人余りのボランティアが集まりました。
ボランティアは説明を受けたあと、6つの班に分かれ桜井地区へと向かい、排水路にたまった灰や泥の量などを調査していました。
1日の調査結果は、2日以降の活動計画に反映するということです。
ボランティア
「辛いですね。自分の家がもし燃えたと思ったらやっぱり悲しいですよね。なかなか見れないと思います。少しでも役立てれば良いかなと思ってます」
この活動は今後、調査と作業を並行しながら進める一方、今週の土日には、福祉医療チームも加わり、住民の心身のケアなどを行うということです。