松山空港の将来像を話し合う検討会は19日、中村知事に「中四国一の利用者数と路線数を目指す」ことなど、とりまとめた構想を報告しました。

19日は、検討会の委員長を務める慶應義塾大学の加藤一誠教授が、会でとりまとめた将来構想を報告しました。

それによりますと、今年度300万人と予想される利用者を2030年度には317万人に、路線数を10から13に増やし、中長期的には中四国一を目指すとしています。

また、愛媛らしい魅力づくりやアクセス向上など目指す空港の将来像実現へ、滑走路や空港ビル、駐車場を民間が一体で運営する「コンセッション方式」の導入が有効と提案しています。

報告を受けた中村知事は…

愛媛県 中村知事
「コンセッション方式の導入の可能性、これはやるかやらないかここで決まってるわけではないですけど、検討はすぐにでも始めてみたいなと」

県は今後、コンセッション方式の導入検討へ、国に調査を要望することにしています。