愛媛県伊予市は、森林整備に関する資料をホームページに掲載する際、森林所有者の住所と名前を黒塗りで非公開にしていたものの、有料のPDFソフトなどを使用した編集作業で黒塗り部分を取り外せる状態であったと発表しました。

原因について、画像編集ソフトを使ってパソコンで黒塗り加工をしたファイルをPDF形式に変換したことだと説明していて、発覚後、PDFデータを編集不可能な状態に変えたということです。

閲覧ができた期間は、去年7月31日から今年2月7日までで、12人分の名前と住所が見える状態だったということです。

この問題を受け、市は、該当となる森林所有者に状況説明と謝罪を行い、ホームページに掲載している資料を公告文と図面のみに変更したということです。

市は、適切な対応を進め再発防止に取り組むとしています。