気象庁によりますと、18日頃からは、日本の東で低気圧が発達して強い冬型の気圧配置となり、上空には強い寒気が流れ込むでしょう。強い冬型の気圧配置は、数日は続く見込みです。
そのため、18日頃から、北日本から西日本にかけての日本海側を中心に荒れた天気や大雪となるおそれがあります。
冬型の気圧配置や寒気の程度によっては、北陸地方や東日本日本海側を中心に警報級の大雪となる可能性があります。
低温と大雪に関する早期天候情報
また、気象庁は「低温と大雪に関する早期天候情報」を発表しています。
早期天候情報は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温や低温、降雪量(冬季の日本海側)となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。

低温に関する早期天候情報については、関東、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州・奄美、沖縄地方に発表されており、いずれも、2月19日頃から『かなりの低温』となっています。

大雪に関する早期天候情報については、東北日本海側、長野県北部・群馬県北部、北陸、岐阜県山間部、近畿日本海側、山陰地方に発表されており、2月18日又は19日頃から、冬型の気圧配置が強まるため、降雪量がかなり多くなり『大雪』と予想されています。
また、平年比の5日間降雪量は、
▼東北日本海側 182%以上
▼長野県北部 群馬県北部 188%以上
▼北陸地方 237%以上
▼岐阜県山間部 219%以上
▼近畿日本海側 308%以上
▼山陰 311%以上
と予想されています。
気象庁は、農作物の管理や水道管の凍結等に注意するとともに、除雪などの対応に留意してくださいと呼び掛けています。
引き続き、最新の気象情報をご確認ください(今後の雪と寒気の予想シミュレーションを画像でご覧頂けます)。
雪のシミュレーション【2月17日】







雪のシミュレーション【2月18日】








雪のシミュレーション【2月19日】








雪のシミュレーション【2月20日】

