厳しい寒さの中、愛媛県八幡浜市の魚市場では、恒例の「十日えびす」が行われ、今年の豊漁や航海の安全を祈願しました。
この日、愛媛県八幡浜市の魚市場では、午前7時ごろから神事が行われ、今年の豊漁などを祈願しました。
このあと、岸壁に横づけされたトロール船から「えびす様」が海に投げ込まれると水産会社の従業員2人がふんどし姿で海に飛び込みます。
水温は11・6度。2人が「えびす様」を拾い上げると、見物客から拍手と歓声が上がっていました。
(城戸恭平さん)
「市場のみなさんの商売繁盛そして漁師さんの豊漁を願って飛び(込み)ました」
(西村一樹さん)
「思った以上に冷たかったですね」
「たとえるなら氷風呂に入ったような感じ。とりあえず温まりたいです」
海水で清められた「えびす様」は、今年も航海の安全や市場の繁栄を見守ります。