正月のしめ飾りなどを焼いて1年の無病息災などを願う「とうどおくり」が、13日朝、愛媛県新居浜市の大島で行われました。
新居浜市の大島では、港近くの広場に高さおよそ12メートルの「とうど」が2基設置されました。
「とうど」には門松やしめ飾りのほか、子どもたちの名前を書いたのぼりなどが入っていて、午前6時、火がつけるられると瞬く間に火柱が上がり、まだ明けきらぬ空に炎が舞い上がりました。
そして火が収まると、訪れた人たちは持参した餅に灰を付けたり、厄除けのお守りとして燃え残った竹を持ち帰ったりしていました。
女性
「家族がみんな健康で幸せになれたら良いなっていう年になりたいですね」
凍てつく寒さの中、訪れた人たちは、夜明け前の空を照らす炎を見ながら1年の無病息災などを願っていました。