全国高校ラグビー大会が27日花園ラグビー場で開幕し、6大会連続9回目の出場、松山聖陵が、開会式に続いて佐賀工業との1回戦に臨みました。

開会式では全国の代表51チームが、一斉にホームスタンドに向かって行進した後、前年度優勝、神奈川の桐蔭学園が大優勝旗を返還しました。
続いて徳島県の城東、小野キャプテンが力強く選手宣誓をして、高校日本一への戦いが始まりました。

そして松山聖陵は1回戦で、去年ベスト4の佐賀工業と対戦。
5点を追いかける前半17分、巧みなバックス展開から最後はキャプテン10番芳野のトライで同点に追いつくと、阿塚のキックで逆転に成功します。

しかし佐賀工業にこの後連続トライを許し7対17で前半を折り返します。

それでも松山聖陵は後半10分、12番宮崎のロングパスから14番市川が左中間にトライをあげ12点差に詰め寄ります。

しかし佐賀工業のドライビングモールを止めきれず、後半18分5本目のトライを許します。

松山聖陵も後半24分モール攻撃からお返しのトライ。
キックも決めて10点差に詰め寄りますが、反撃もここまで。

最後まで粘り強く体を張った松山聖陵でしたが、19対29、初戦で涙を呑みました。