平均年齢は65歳 高齢化する保護司

渡邉さんのような保護司は、愛媛県内で約700人。県内で最も多い200人余りが所属する松山地区保護司会の門間隆幸会長は、現状について次のように話します。

松山地区保護司会 門間隆幸会長
「一番の問題は、保護司さん全体的に高齢化していること。やはり更生保護のこの制度がある限りは、一定数の保護司さんもいないと対応できないので、社会的には大切なインフラのひとつ」

県内の保護司の平均年齢は65.4歳と、高齢化が進んでいます。また、76歳になると定年となり、退任しなくてはなりません。

保護司の高齢化は全国な課題で、法務省などもパンプレットや動画を作成するなどし、若いなり手の確保に力を入れています。