水の都・愛媛県西条で栽培されている「絹かわなす」の収穫作業が本格的に始まりました。

愛媛県西条市特産の「絹かわなす」は、名水百選の「うちぬき」で栽培している「愛」あるブランド産品で、その名のとおり絹のように薄くて滑らかな皮と柔らかな果肉が特徴です。

市内では、16軒が合わせておよそ180アールで栽培していて、このうち市内福武にある今井明さんの畑でも、20センチ程に丸々と育ったナスを、一つ一つ丁寧に摘み取っていました。

JAえひめ未来 絹かわなす部会 今井明さん
「皮が薄いのでかなり葉っぱの擦り傷に気を使います。和洋中何のジャンルでも合います、ぜひお試しいただければと思います。私が一番お勧めはやっぱり天ぷらです」

JAによりますと今シーズンは梅雨の雨が例年より多かったため一部で生育の遅れもあったものの、現在は回復傾向で順調だということです。

収穫作業は10月上旬までつづき、去年より10トン少ないおよそ190トンを県内はじめ関東や京阪神などに出荷する予定です。