新居浜労働基準監督署は1日、せん定作業の際、墜落防止措置を怠った労働安全衛生法違反の疑いで、愛媛県四国中央市金生町の造園業「横内造園」と代表取締役の男性(65)を松山地検に書類送検しました。

新居浜労基署によりますと、今年4月10日、市内の個人宅で同社従業員が高さ約6メートルの木のせん定作業中に落下し、頭の骨を折るなどの重傷を負う労災事故が発生しましたが、同社は高さ2メートル以上の現場で規定されている安全帯の使用など、墜落防止措置を怠った疑いが持たれています。

新居浜労基署は「横内造園」などの認否を明らかにしていません。