愛媛銀行が今年3月期の連結決算を発表し、貸出金の利息などが増加した一方、海外金利の上昇で外貨の調達コストがかさんだことなどで、増収減益となりました。
愛媛銀行などグループ6社の連結決算によりますと、企業の売上にあたる経常収益は、貸出金の利息や株式の売却益の増加などにより651億6300万円と、130億3600万円の増収でした。
一方、経常費用は購入時より価格が下がった外貨建債券の売却損が膨らむなどして、572億5400万円で134億8100万円増え、最終的な純利益も50億5500万円と3億3500万円の減益でした。
減益決算について西川義教頭取は、「海外金利の高止まりで、外貨の調達コストが増えたことが一番の要因」と話しています。








