岩手県大槌町で新たに生産へ力を入れているサーモンを多くの人に知ってもらうイベントが18日、行われました。

 「岩手大槌サーモン祭り」は、民間企業と共同で生産に力を注ぐトラウトサーモンと銀ザケを新たな特産品としてPRしようと、町が3年前から行っているものです。
 会場では町内の養殖場から水揚げしたばかりの新鮮なサーモンや海産物が販売され、訪れた人が次々と買い求めていました。
 サーモンのつかみ取りでは、大物を捕ろうと参加者が全身びしょぬれになりながら格闘していました。新おおつち漁協の女性部が手作りしたサーモン汁のお振る舞いは長い行列ができるほどの人気で、新たな特産品の味を楽しんでいました。
 ステージでは郷土芸能が祭りを盛り上げ、会場はにぎわっていました。