日本銀行盛岡事務所は10月の岩手県内の金融経済概況について、5か月連続で「一部に弱めの動きもみられるが持ち直している」と判断しました。

日銀盛岡事務所によりますと、個人消費は百貨店・スーパーの売上高や新車登録台数が前年を下回ったものの、飲食や宿泊などを中心にサービス消費は増加していることから「緩やかに回復している」と判断しました。

このほか、生産動向の持ち直しや雇用・所得動向の改善などから、県内経済は5か月連続で「一部に弱めの動きもみられるが持ち直している」としました。

今後の見通しについて日銀盛岡事務所は、「中小企業の賃上げとそれに伴う価格転嫁が地域経済の回復のポイント」と分析しています。







