浮世絵イコール江戸時代のもの、と思われがちですが、実は明治時代にも多くの浮世絵が描かれています。
こちらは明治時代に昇斎一景が描いた「酒人を呑む迄 大酒は一升のどくにして病を養慎むべし」という浮世絵です。
お酒を飲みすぎて、頭が痛くなったり、胃が辛かったりして二日酔いに苦しんでいる男性を描いています。
新聞の一コマ風刺マンガのようでもありますが、れっきとした浮世絵です。

奥州市教育委員会事務局歴史遺産課上席主任学芸員の朴沢志津江さんは「美術品としてだけでなく、娯楽として楽しいです。これだけまとまって浮世絵を展示することはないので是非ご覧いただきたいです」と話していました。

この企画展は12月21日(日)まで、奥州市の奥州市牛の博物館で開かれています。







